就活始めると「どうもエントリーシートが通らない」「会社員というものになりたくない」とかいろんな理由で「もういい、バイトで食っていきたい!」と思う場面、ありますよね。そんな時に見てほしい動画です。最後に驚きの解決策もありますよ。
バイトで食っていく、反対はしません。でもいくつかの落とし穴があるんで、まずはそれをお伝えしますね。
例えば物流倉庫でモノを段ボールに詰めるバイトがあります。ほぼ最低時給で雇われます。それでも代わりがいるんです。誰でもできるから時給が安いんです。一方、弁護士やお医者さんは時給めちゃ高いですよね。弁護士も医者になれる人は少ないから給料がいいんです。ようするに、専門的な技術を身に着けずバイトで食っていこうとすると、ご想像の通り最底辺まっしぐらです。
次、バイトは自由だ、といいますが、人生の自由度は「自由にできるお金×自分のために使える時間」で決まるんですよ。時間がどれだけあっても、ほぼ無一文なら散歩くらいしかできませんよね? 本当は海外に行きたいけど金がない、本を読みたいけど金がない、これ「自由」じゃないですよね?
最後、バイト生活だと決定的に足りなくなるものがあります。それは「まぶしさ」や「深み」です。あなた周囲にいる、尊敬できる人を思い浮かべてください。その人は努力して何かを成し遂げたから尊敬されていませんか? 何を成し遂げたかどんな苦労があったか知らなくても「何かあったんだろうな」と思わせてくれませんか?
ちょっと話題がそれることを許してください。生き方って顔に出るんですよ。
人形って、目の下のちょっと膨らんでるあたりを思いっきり膨らませて、ちょっと口角を上げるとよく売れるんだそうです。目の下のちょっと膨らんでるあたりの筋肉って笑うことで鍛えられるんですね。そして、目の下の筋肉が膨らんでると「その人は笑って過ごしてきた」とわかるから、その表情を見ると安心しちゃう、という仕組みなんです。一方、私みたいに眉間にしわがあると「難しいこと考えてきた顔」になるそうです。
さて、その人の顔だけでなく、話し方、選ぶ言葉、振る舞いに、今までの経験は絶対に出ます。バイトは、倉庫作業であれば10分くらいの説明でできるようになります。ちょっと複雑なお店のバイトでも数日でできるようになります。それだけ人に尊敬を感じますか? でもその人が異常にマージャンが強いとか、バイトしながらスポーツや芸術に打ち込んでるとかなら尊敬しますけど。
というわけで、最後に大どんでん返しをしますが、いったんこう言っておきます。私はバイトは勧めません。
親がお金持ちで、だから自由度も高くて、結婚するつもりもないから深みなんかなくていい。尊敬もされたくない、という方はバイトでいいと思います。
えー、私はお金も欲しいし自由も欲しい、かといって親も金持ちじゃない、というフツーの皆さん、であれば就職してみたらいかがですか?
実をいうと世間には、若者にお金を与えながら専門的知識を授ける組織があるんです。何も闇の組織とか人身売買組織とかでなく、新卒採用をしている企業です。企業は10人採用したらその中の5~6人でもいいからその組織に居ついて活躍してほしい。だから一生懸命教えてくれます。今の皆さんに「一冊本を作って、書店で売って」と言ってもほぼ全員無理でしょう。でも出版社に勤めれば1~2年でそれくらい難なくできるようになります。
すると次第に、働いている側も「お、この分野なら独立できそうだな」とか、いろいろわかってきます。そんな時に改めて独立すればいいんですよ。そういう大人ならいっぱいいます。私もそうです。私は文章を書く時、1日5万円以下の仕事は基本お断りします。ライターは数多くいますが、そもそも読みやすく書けるライターは少ない。中でも自分は経営者のインタビューという飛び切り難しい分野で経験をつんできたので、代わりがいないとまで言いませんが、少ないのです。
私は新卒で広告会社に入りましたが、その同期も何人か独立しています。例えばウエビナーのセッティングの会社。「1対1でZoomで話しましょう」なら普通にZoomを使えばいいんですが、会社が株主を相手に何か発表します、聴く人は1万人くらいきかねません。いざ中継を始めて「あれー映らないなぁ?」なんてことは許されません、中継するにしても機材もスタジオもないです、そんな会社のために「なら全部お任せください😊」って会社です。
これ、やっぱり広告会社でイベントを仕切ったりしてきたから「ここ、儲かるな」とわかったんでしょうね。今彼はお金持ちで、儲かるからいい人材も雇えて、けっこう時間的余裕も持って生活してます。
いい感じで「自由」、手に入れてますよね?
会社の「顧問」って聞いたことないですか? あれ、バイトみたいなものです。役職はないけど、会社に必要な人っていますよね? 例えば中国に展開している企業があって、でも向こうで人脈がない。そんな時に、顧問の紹介会社ってのがあって、「この方は○○商事で20年ほど対中国投資をしてきた方です」なんて人を紹介してもらうわけです。役職はなく、立場は顧問。そして、月に何度かミーティングして、中国の現場で頑張ってる社員から「こういう人を紹介してほしい」とか「この商品を売りたいので関連の法律を教えてほしい」とか、そういうことを頼まれた時に頑張る、そんな立場の人です。
月に何回かのミーティングと、ちょっとした人の紹介やアドバイスで、毎月何十万円かもらえます。私の知人にも、何社か顧問をやっていて、月100万くらい稼ぎつつ、「ひまだー」と言ってる人がいます。
そこで今日の結論。
バイトより、顧問、目指しませんか?
バイトより、経営者、目指しませんか?
さて、それではこのあたりで皆さんお待ちかね、どんでん返しに行きます。実はバイトで食っていって成り上がる方法もあるんですよ。
いっそ海外でバイトしませんか? ワーキングホリデーのような制度もあります。英語ができるだけでそこそこ給料はいい。しかも海外は強烈に人材不足の国もあります。実際に私の友人がやっているんですが、オーストラリアはタクシードライバーのような自由な仕事でも時給4000~5000円。IT、介護、日本語教育、医療……海外でも人手不足が深刻な国って色々あるんですよ。
そこでの経験は、日本の居酒屋でバイトするのとは異なります。語学ができるし、外国人の考え方もわかってきたり。
ご興味ある方はちょっと調べてみてください。