実は弱い「SDGs」を「勝てる志望動機」に変える3ステップ、その2

名言を入れる

「持続可能な未来は、今日の勇気ある選択と行動から生まれる」
「地球温暖化は警鐘」

「SDGs 名言」で検索すると、上のような言葉が出てきます。しかもこんなサイトがありました!

「キャッチコピーまとめました」
<SDGsで使えるキャッチコピー100例>
https://catchcopy-matome.com/97/

 このようなサイトから名言を持ってきます。このサイトでは繰り返しお話していますが、エントリーシートや面接は言葉を使った戦いです。であれば、歴史上の人物や有名経営者の名言は最強の武器。使わない理由がありません。これを最初か最後、できれば両方に加えます。すると、水質悪化の例は下記のようになります。

地球を守る鍵は、私たちの手にあります。
 私は実家が地方の農村にあり、子どもの頃から田んぼの農薬の匂いや近所の川の水質悪化を肌で感じていました。高校時代には、かつて魚が群れていた川にほとんど魚がいなくなっているのを見て衝撃を受け、『人間の活動が自然を壊している』ことを意識しました。
 そこで大学では環境経営論やサステナブル経済論を履修し、企業が環境と経済をどう両立させるかを学びました。また、ゼミ活動では廃棄物リサイクルの現場を見学し、さらに自分も地域の小学生を対象にした環境啓発ワークショップを企画し『水質浄化実験』を行うなどしてきました。
 現在は温暖化など、地球が様々な警鐘を鳴らしています。サステナビリティへの思いは、必ず消費者の支持も受けるはず。そんな思いで貴社を志望しています

 フードロスの例はこうなります。

「どんな大きな未来も、小さな一歩から始まる。私はそう信じています。
大学時代、飲食店でアルバイトをしていました。閉店後に大量の食材を廃棄する場面を何度も目の当たりにし、『まだ食べられるのに』と強い違和感を覚えました。そこから“食の持続可能性”に関心を持ちました。
 そこで学生団体で地域のスーパーと協力し、売れ残ったパンや弁当を子ども食堂へ提供するプロジェクトを実施しました。具体的には、回収の仕組みづくりや食品衛生のマニュアル整備を担当し、年間で約2000食分の食品を子どもたちに届けることができました。
 最も重要なSDGsへの取り組みは「実行すること」。私は貴社のそんな一面にも惹かれ、貴社を志望しています」

 次の記事に続きます。

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