【学歴と就活】ここだけのホントの話(学歴を逆転する方法も教えます!)

 まず、知られてない事実からお伝えしましょう。学歴は2回使われます。1回目は「スクリーニング基準」、2回目が「採用基準」です。
「スクリーニング」とは何か。これは「この大学とこの大学は無条件で落とす」という、いわゆる「学歴バリア」のことです。が、「一部の企業では存在したが急激に減っている」のが事実です。
 そもそも学歴バリアは、「人気企業にありがちな悪習」だったんです。バブルが崩壊した頃の就活生(筆者もそうですが)は、とにかく数が多かった。1971年から1974年にかけては毎年の出生数が200万人を超えていたんです。2000年生まれは119万人、2025年で68万人なので、25年かけて4割減り、もう25年かけてまた4割減った、くらいの計算です。
 このペースで人口が減り続けると、2200年には日本人は953万人になってしまいます。というのは議題でないのでさておき、1990年前半は、バブルが弾けて企業は採用を控え、そこに大量の就活生が供給された、というとんでもなく企業有利の時代だったんです。
 NTT、電通など、当時の人気企業には、1万人もの就活生が「履歴書」……今の「エントリーシート」を出したと言われています。読む側も大変です。しかも読んだ人の好みが出ないよう、1枚の履歴書を数人が目を通したりします。これを真面目にやっていたらあまりに手間がかかるので、一部の企業は「うーん、よくないこととはわかってるんだけど……」と思いながらも、履歴書の大学名でスクリーニングを行って一部を破棄し、残った学生で選考を始めました。
 しかし今は、それが難しい。人は足りない、しかも人事が退職後、ネットの掲示板に「読まずに破棄していた大学はこことここ」などと書いたら企業イメージは失墜します。だから、学歴が「バリヤ」になることは、今は考えなくていいくらい減っています。

学歴と「バンドのライブ」どっちが上?

 じゃあ学歴は関係ないかと言えばそうではなく、具体的には「テストの1教科」くらいは関係があります。
 面接で重視されるのは、例えば……
「本当にこの人はこの仕事に向いているんだろうか?」
「仲間と共同作業ができる人だろうか、逆に性格に問題はないか?」
「頑張って、時には努力もして、社業に貢献してくれるか?」
 といったところです。その一つに学歴があります。「大学入学までに成果を出しているんだから何かやってくれるだろう」という期待です。
 確かに、皆さんが何か食べるとして、〇×グルメ選手権で金賞をとった人の料理と、普通の人の料理とでは、どっちを食べたいでしょう。「実績がある」ということは、すなわち望まれる結果を出してくれる可能性が高いわけです。
 最初に「学歴は2回使われる」と言いました。1回目は落とすため、2回目は「実績判定」として学歴を使うわけです。
 でもここで考えてください。大学入学までの成果って、本当に勉強だけでしょうか?
「野球部でキツい練習に耐えて甲子園に出たけど、練習漬けだったから大学はフツーのところに入りました」なら、充分実績もあるし、入社後も頑張ってくれそうですよね。
 実際に私の生徒で、偏差値30台から博報堂に入った人物は「新聞奨学生として毎朝4時起きで新聞配達をしてお金を貯め~」という話をしていました。
 例えば、M-1に応募していいところまで行った、学生起業してこれだけの売上を建てた、バンドでどこのライブ会場をいっぱいにした……何でもいいんですが、それも学歴と同じくらい凄い実績なんです。
 私はこれを「学歴の逆転ワザ」と言っています。具体的に言えば「出身大学の偏差値が低くても、有名大学に入るのと同じくらい努力しなければできないことをしていれば、学歴は無効化される」のです。

 そろそろまとめましょう。

 すなわち、スクリーニング基準として学歴で落とす企業は軒並み減っていて、しかも面接に行けば学歴を無効化するチャンスはある、ということです。具体的に言えば、いわゆる偏差値が低い大学から超一流企業に入社することも充分可能、とお伝えしています。実際、私はそんな例をいくつもいくつも見てきています。このチャンネルを最初から最後までじっくり見れば、私は行けると思ってますよ。
 だって学歴って、子供の頃から半強制的にやらされる「勉強の点取りゲーム」の結果でしょ? 皆がマジで参加するとは限りません。足し算や英単語に興味が持てなくて別のことに夢中になった人も、成果を出してさえいればしっかり評価されるので安心してください。
 逆に「せっかくいい大学を出たのに評価されないの?」と思ったあなた。高学歴の学生とそうでない学生が面接の評価でだいたい並んだ場合は、やはり高学歴の方が有利ですよ。しかも、「何かすごい実績を出していて、勉強も頑張りました」なら、あなたは超一流企業の内定をいくつもとれるポテンシャルがあり、イコール、好きな企業に入りやすい。
 なのでやはり、高学歴は「テストで得意な1教科がある」くらいは有利です。

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